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我々の船の営業形態を一般的にはレストラン船といいます。でも私はこの事業をエンターテイメント事業と位置づけております。辞典でエンターテイメントを引くと最初に「おもてなし」と出てきます。だからあえて「エンターテイメント・レストラン船」と名づけました。
当社の経営のキーワードは「楽しむ」です。お客様に楽しんでいただくことを目的にしています。そのためにはお客様とのコミュニケーションが一番大切なことと考えます。
お客様を船にお迎えする時に我々のスタッフは「いらっしゃいませ」とは申し上げません。ご挨拶の言葉は「こんにちは」「こんばんは」で統一し
ています。より親しくお客様と言葉が交わし易いように。
船内でより楽しく過ごしていただくために、スタッフ全員がマジック(手品)やバルーンアート(風船で動物をつくります)を練習しています。どうぞお気軽にロイヤルウイングのスタッフに声をお掛けください。
お誕生日や記念日をお迎えのお客様はどうぞ予約の時やチェックインの時にそっと教えてください。船内で演奏などで心ばかりのお祝いをさせていただきます。
より多くのお客様が楽しいひと時をお過ごしのうえ「楽しい思い出」をお土産にお持ち帰りいただけることを願いながらスタッフ全員で頑張ってまいります。これからもロイヤルウイングをどうぞよろしくお願いいたします。
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| 株式会社ロイヤルウイング 代表取締役社長 |
福 場 政 司 |
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(ふくば せいじ) |
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エンターテイメント事業に携わり、すでに30年。
そんな私自身が本当のエンターテイメントに触れたのは、前職での赴任先、ロングビーチで開かれた私の送別会での出来事でした。
そこは制服もなく、思い思いの衣装を着たウエイターにウエイトレスが出迎える素朴な山小屋のような雰囲気のレストラン。
古ぼけた木のテーブルを囲み椅子に座りながら、手渡されたメニューをいつもの調子で目の前に広げました。
「うゎ!」いきなりきれいな花が飛び出したのです。それもメニューから。
唖然とする私を、楽しそうにはしゃぎながら無邪気に指差し、笑う店員達。
その笑顔はまるで遊び好きな子供達のように見え、輝いていました。
メニューから飛び出した色鮮やかな花々を両手に抱えながら、屈託のない笑顔につられて私も一緒になって大声で笑いました。
こんなにも簡単なマジックで自分がビックリしてしまったことに。
そしてそれをとてもうれしく、楽しく感じたことに・・・。
私を招待してくれた友人たちと一緒に、童心に帰っておおいに笑い、その雰囲気を楽しみました。
その時です。自分の笑い声、そして皆の笑顔に心の扉がスーと開いた感じがしたのです。
「これだ!」
エンターテイメントは「おもてなしの心」。体験している本人が心の扉を開け、本当に「楽しい!」と感じ、受け入れた時にはじめて、心からのおもてなしを実感することができるのだと思います。エンターテイメントは日常生活になくてはならないものではありませんが、人間が人間らしく生きる為には欠かせないものであると感じたのです。
ロングビーチから帰国後、数々のエンターテイメントに触れてきました。そして今、私を筆頭に「ロイヤルウイング」ではスタッフ全員がエンターテイナーとなって、マジックやバルーンアートをマスターし、お客様を楽しませることに喜びを感じています。私を含めスタッフはいつも考えています。どうしたらお客様が楽しい気持ちになれるかを。私達の仕事の成果は、お客様がお帰りの際に私達スタッフへかけてくれる『ありがとう。楽しかったよ』の言葉にこそあるのです。
私が本当のエンターテイメントに触れたあの時の感動、楽しさを「オンリ−ワンエンターテイメント」として、ロイヤルウイングへ乗船してくださるひとりひとりのお客様に届けていきたいと思っています。 |
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